
ザ・ストラテジーツアラー エキスパートインプレッション
STC-68TX
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村中 義明 (JB桧原、W.B.S.) 2011.2.19 追記
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STC-68TXはMLクラスのティップセクションとMHクラスのバットパワーをバランスよく1本にまとめたフィネス系ピッチングロッドです。繊細なティップはライトウェイトのジグ&ワームでも移動距離を抑えたハングオフやシェイキングなど、デリケートな操作を可能とし、ミドルセクションはやや張りを持たせたテーパーでありながら、負荷を掛けるほど徐々に淀みなくベンドして、最終的にバットパワーはMHクラスに変化します。このテーパーデザインは軽量リグの操作性を犠牲にすることなく、カバー周りで掛けたバスをバットパワーで引き寄せる事が可能です。
私の場合、STC-68TXを使ったタクティクスではロングロッドならではの有効レングスを活かしたアプローチをメインに使用しています。例えば、1/8〜3/16oz前後のテキサスリグやダウンショットリグで、リグをボトムから離さない様にスローにズル引きたい時や、水深のある縦ストに張らず緩めずのラインテンションでリグをタイトにフォールさせたい場合などです。ロングロッドはショートロッドと比較してワンストロークを長く取れるアドバンテージがあり、用途に応じて使い分ける事で釣りの精度が格段に向上します。
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また、STC-68TXはバックスライドスペシャルのサイドネームを持ちますが、このロッドは非常に軽量でレングスの割に持ち重り感が無いセッティングなので、軽量なノーシンカーリグでもシャープに振り抜け、遠心力が効いた速いピッチングやフリップが可能です。また、ノーシンカー系のバイトではルアーを咥えて横や手前に走る魚が多く、時としてスッポ抜けが多発しますが、繊細なティップとレングスを活かしてスラッグラインを処理し、タイミングを計る事が出来るので、ストロークの大きなスウィープフッキングに持ち込みフッキングミスを最小限にとどめる事が可能です!
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最後に、このロッドレングスで非常に軽い振り抜け感としなやかなティップセクションは、サークルキャストにも向き、3/8oz前後のスピナーベイティングにおいても抜群のアキュラシーとトレースコース修正における扱いやすさを兼ね備えている事も付け加えておきます。
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このロッドの最大の特徴は自重の軽さ。今までのツアラーシリーズとしては異例の軽量ロッドである。この軽量化によって、68といった長さがあるとは思えないほど操作性がよくなっている。軽量のベイトリールと組み合わせれば総重量が300gを切るセットが可能だ。
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自分が主に使用しているシチュエーションは2つある。1つはクリアウォーターでのライトテキサスのロングキャスト。5g、7gといったウエイトのバレットシンカーにシャッドライクな細身のワームの組み合わせをロングディスタンスでストラクチャーにコンタクトさせたい時に用いている。フルキャストして水深10mまで沈めても感度はよく、その距離でもフッキングするパワーも問題ない。
もう1つはファットイカやライトテキサスによるストラクチャーへのピッチング。マッディウォーターなどでは近距離からのピッチングを多用するのに用いている。このロッドの長さはピッチングするうえでも飛距離を稼げる。更に軽量ということで取り回しがよくアキュラシー性の向上にも繋がっている。
ロッドのスペックだけで判断すると、60TXLと63TXの中間的な存在に感じるが、実際に使ってみると、60TXLよりも軽いテキサスに向いている。
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