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<ベビーバズ・見参!!>
御存知、現W.B.S会長でもある横山鉄夫さんデザインのバズベイト。1999年にリリースされたスピナーベイト「ベビースピン」の姉妹品です。
だからボディーの大部分をスカートの下に隠すことで、シルエットはコンパクト。最近は「シルエットが小さい」ってことを売り物にしているワイヤーベイトは多いけど、1/4oz以上のものでここまでコンパクトなものってあんまりないよ。軽いウェイトのものは確かにどこのメーカーのものも小さいけどね。
えっ、ただ単にベビースピンをバズベイトにしただけじゃんって?だってそりゃ、ベビースピンの出来の良さをバズにも継承しようと思ったら、違うものにはならないからね。
<アイアン横山氏のこだわり>
ただ、横山さんのこだわりは半端じゃなかった・・・

テストサンプルの数々。 皆それぞれ微妙に形状が異なっている
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単純にベビースピンをバズにするなんて簡単だと思うじゃない?ところが僕のもとに届けられたのは、大量のCAD図面と手作りサンプル。それもボディーだけじゃない、サイズ毎のブレードまである!!
CADを使える畳屋さん(横山氏の本業は製畳業なのだ)も珍しい。

ブレードだけでもこの通り。 |
量産メーカーのワイヤーベイトって、パーツなんかは海外製のものをそのまま取付けているものが多いんだよ。結構名の知れてるメーカーのものもそうだったりするしね。とっころが、バズブレイドにしたって横山さんは形状・曲げ角度までピッチリと指示してきてる。このコダワリは半端じゃない・・・

しまいにゃリベットまで 造り直してしまったのだ |
だから多分、よそのメーカーさんより開発には時間と手間はかかってるはず。パーツも含めてトライ&エラーの繰り返しだったから(工場サイドも大分苦労したみたい)。しまいにはリベットまで専用のものを造ってしまった・・・
<不審人物、あらわる!!>
そうそう、ようやく試作品が出来あがってきたのって、モロ真冬だったんだよね。聞くところによると横山さんはそんなクソ寒い中、夜中の某公園でテストしてたとか(怪しい・・・)。まあ僕にしたって、雪が降っている日にわざわざボートを出してバズベイト投げまくっていたわけだから、傍から見ればクレイジーだけどね・・・
<本当のベビーも誕生?!>
開発段階において、横山さんには無理を言ってサンプルの作成を急いでもらったりと非常に迷惑をかけてしまった。そんな折、横山さんから「サンプル作成が遅れそう」との連絡。聞くとどうやら第五子(!)の生誕という喜ばしいニュースであった。
『本当に横山さんってものづくりが好きなんだなぁ』と思ったがさすがに口にすることはできなかった(笑)。今後も横山ファミリーの健康を祈るとともに、この場を借りて横山さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

実際に使ってみた印象では、非常にコントロールしやすいルアーに仕上がっています。これは全体のシルエットが小さいことにより重心が集中していること、ブレードが小型で空気抵抗が小さいことによります。だから風などに流されることが少なく、狙ったところへキャストしやすいのです。
また全体のバランスが非常に優秀で、ある程度のファーストリトリーブでも姿勢が安定しています。
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