成吉 弘幸

昭和34年生まれ(奈良県在住)。
登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では夏は渓流へ、冬は管理釣り場へとトラウトを追いかけている。

フィールド情報の乏しい関西の渓流で安全な川を選んで入渓ポイントなどもわかりやすくレポート。関西のトラウトルアーマンの一助になれば幸いです。



《 千早川マス釣り場ルアー・フライ専用区 》


 2月13日に、大阪府は金剛山の中腹にある千早川マス釣り場のルアー・フライ専用区へ行って来ました。この釣り場は千早川の清流を利用した釣り場で、上流部の餌釣中心に楽しめるエリアと、今回釣行したルアー・フライ釣り場とに大きく分かれる。

 現地へ到着したのは、営業開始直前の8時20分ごろ。遊魚券を購入後、専用区へむかいます。この日の水はスーパークリアー。ただ、数日前まで2月とは思えぬ暖かい日が続いた後に、一気に真冬に逆戻りしており、活性が落ちていないか心配です。いずれにしてもこのエリアは水深がさほどないため、使うのは1g前後のスプーンが有効と考え、リールには2ポンドを巻いて実釣開始。


 最初は表層から探ろうとリールを巻き始めたところ、ハンドルの回転に違和感が・・・・。家でラインを巻いた時には気づかなかったのですが、釣り始めたらリールがスムーズに回転してくれません。すぐに予備リールに交換して・・・といきたいところなのですが、予備リールは3ポンドライン。仕方なしに3ポンドラインで1g以下のスプーンをキャストしてみたのですが、ライントラブルが気になって釣りに集中できません。

 ただ、魚が沈みがちなので、スプーンを若干重たいmkスプーンTRAPの1.4gにチェンジ。数種類のアピールカラーを試してみたのですが反応がありません。そこで、紺青色を試してみると、こちらには2投目にヒット。釣れたのはこのエリアのスタンダードサイズの25cm程度のニジマスでした。どうも地味系カラーに反応が良さそうです。

 この後はmkスプーンTRAP1.4gの戦車色やライトカーキなど、地味系カラーのローテーションで順調に釣果をのばす事ができました。




 しかし、午前10時頃になって水面に日差しが差すようになると、次第に反応が薄くなってきました。この日は状況によって魚の反応の良い層が変わり、スプーンのリトリーブスピードも微妙に変えなければ釣果を伸ばせそうにありません。ところが3ポンドラインを使っているため、超軽量スプーンを使うには限界があります。そこで、ここからはメインのルアーをプラグに変更。各種プラグを試してみることに。この日の水質はクリアーなため、特に手前の魚の反応を見ていると、どのプラグに魚が一番反応を示すかがよくわかります。

 まず魚の反応が良かったのはアン・ドゥです。但し、もともと表層用クランクなため、こちらが意図する層まで思うように潜ってくれません。そのため、リップとベリーフックの間に鉛錘を張って、シンキングに替えてキャストしてみます。

 着水後一呼吸おき、少し潜らしてからリトリーブ開始。すると、すぐにレギュラーサイズがヒット。この後は、なるべく魚にアン・ドゥの動きを見切られないように、リトリーブコースを替えながら、またはmkスプーンなどを時より使ったりしながら釣果を伸ばし、午前中を終了しました。


 昼食後は2号池へ移動。この2号池は道路側がルアー専用なのですが、週末と言うこともありかなり混んでいる。そこで、ルアー・フライ共用の川側に釣座を確保し、午後の実釣開始。やはりプラグでヒットパターンを探します。

 最初は午前中に調子の良かったアン・ドゥを試してみると、ヒットはするものの思うほどでもない。手持ちの各プラグのリトリーブスピードを変えながら試していると、ヤーンとカミオンDR Kチューンに高反応。ただし、ナチュラル系や地味系の色には反応は良いのですが、アピール系には全くの無反応。水がスーパークリアーなのも関連しているのかもしれません。

 そこで、ヤーンとカミオンDR Kチューンのナチュラルカラーをこまめにローテーションしてみると、コンスタントにヒットが続きます。この時に気をつけたのが、一つのプラグを連続して使わないことです。特に反応の良いプラグは、反応が落ちる前に次のカラーにローテーションします。これはスプーンに比べてプラグ(ミニクランク)の方が、集魚力が高いという利点がある反面、魚がスレるのも早い。そのため、スレる前にルアーチェンジし、時間を空けて再度使うと好釣果が持続できます。

 この方法で25cm〜30cmのニジマスの釣果を伸ばしながら、午後4時に終了としました。




 この日は楽しみにしていた2ポンドラインを使っての超軽量スプーンでの釣りは、私の不注意で棒に振りましたが、そのかわりプラグでの釣りを十分堪能することができ、大満足の一日でした。

 この日の千早川マス釣り場ルアー・フライ専用区では25cm〜30cmのニジマスがメインターゲットでしたが、季節によってはアマゴ・イワナをはじめ、大型トラウトの放流も行われるため、それらを狙っての釣行も楽しめます。


● 使用タックル

ロッド FLD−60
リール S社1000番
ライン Y社3LB・2LB
ヒットルアー MKスプーンTRAP1.4g 紺青色・戦車色 他各カラー
アン・ドゥ 哀 他各カラー
ヤーン サンドチョコレート 他各カラー
カミオン DR Kチューン ゴーストワカサギ他各カラー



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