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高木 歩
ショップでの勤務経験を生かした豊富な知識を併せ持つフライフィッシャー。
トラウトの魅力にとりつかれ栃木県に移住。現在は那珂川水系・鬼怒川水系を中心に活動中
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- 「2009年晩夏〜晩秋の箒川C&Rエリア」 -
台風9号の接近に伴い8月10日未明から降り続いた雨は、流域平均2日雨量で149mlに達した。私の住む塩原でも連続降雨量が200mlに達し、通勤経路である道路が通行止めとなった・・・。
大雨の中出勤してみたが全く開通の目途が立たないので、一時帰宅し自宅にて開通を待つ事にした。その帰り際に橋の上から箒川を除いてびっくり!! 平成10年8月の那須水害を髣髴させる爆流!!! 魚はどうしているだろう・・・?
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 8月10日豪雨直後爆流の箒川
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 晩夏の箒川
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その後の8月22日、流れも水色もようやくいつもの表情を取り戻した箒川C&Rに、のんびり午後から釣行した。しかし川に降りてびっくり、晩夏とは言え、今だ夏真っ盛りといった様子で、川遊びの家族連れで静かに釣りなんて出来そうもない状況。
仕方なく、ちょっと下って釣人しか入らないポイントへ移動した。ここは3mほどの断崖で川まで降りるのに少し勇気が必要であり、ウェダーが無くては降りられないポイント。崖から川面をのぞくと数匹の30cm前後の魚影発見! あの洪水でもしっかりと生き残っていた!!
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その魚影を狙うかどうか迷っていると、深みから一気にデッカイ魚影が浮上し、水面の何かにライズして私の眼下の流れに定位した・・・。決定! 本日最初のターゲット発見である。
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3xティペットに#8のエルクヘアカディスを結び、ウィングを思いっきり広げてみた。さながら「蛾」である。今立っている崖から下流へ廻れば川に降りられるのだが、面倒なのでそのまま真上からターゲットの頭上にフライを落とすと、躊躇することなく浮上してフライを吸い込んだ。ヒット!である。
慌てて咥えタバコを吸殻入れに入れようとロッドを脇にかかえたら、いきなりジャンプしたレインボーがロッドをひったくって対岸で再びジャンプ!! あせった私は、転げるように崖を降り、下流に下り弛んだラインをつかんでロッドを手繰り寄せると、握ったロッドから生命反応が伝わってきた。#4ロッドで悪戦苦闘しながらランディングしたレインボーは54cmだった。
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 レインボー54cm
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その後同サイズをヒットさせたが、激流の白泡の中に突っ込み「グルングルン」をされて逃げられてしまった。この日はまだ気温も高く、熱中症になりそうなのでこれで納竿とした。
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9月に入り、好転を匂わせ始めた鬼怒川のイブニングでは、気持ち良いくらい何も無く。「サクラ」の陰を確認した那珂川では、折角ヒットしたデカイのに逃げられる等、相変わらずの終盤戦であった。
そして9月14日禁漁間際、先日「サクラ」を逃がしたポイントに再び釣行した。川岸までの最後の栗の木をくぐったらすぐ川に降りられるところで、水面から魚影が跳躍したのが見えた、「サクラ」だ! 期待通りまだいた。
その場でその魚影を目で追っていたら息を呑む光景がその流れの中にあった、「サクラマス」の群れである。大きな物では50cmを超えている物もいる、その数は優に20匹を超えている、産卵を控え上流を目指すまでの休息なのだろうか、実にゆったりと遊泳しているのがはっきりと確認できた。ロッドを傍らに置き小1時間その遊泳に見入った。そしてそのまま車に戻り今期の禁漁を向かえた。
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10月に入り、仕事が秋のピークを向かえ、なかなか思うように自分の休日が取れず、又、台風による再びの大増水と色々あり、ロッドを持たない日々が続き、気付いたら11月になってしまった・・・。
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11月6日久しぶりに時間がとれたので、自宅から車で3分の晩秋の箒川C&Rに釣行した。今期の箒川C&Rは9月20日から区間も長くなり、11月いっぱいまで楽しめるのだ。
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 晩秋の塩原紅葉
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 晩秋の箒川
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 この日一番乗りのニジ
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AM10:00自宅を早めに(私にしては)出発。身支度を済ませいつものポイントを木陰からのぞくと、8月に釣行したときとは打って変わって結構な数の魚影を確認、しかも多数のライズ!!
久しぶりにドキドキしながら河原へ下りフライを選択、まずは15年ほど前に巻いたsakamakiスパイダー#12を4xのティペットに結び、一番大きそうなライズへ流すと「ガボッ」と吸い込んだ。しかしライズの大きさとは裏腹に、最初にランディングしたのは30cm位のニジ君だった。
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その後同サイズを、同じフライで数匹C&Rした後、場所を移動しようかと下流を振り返ったら、デカイのがライズしているのを発見!! すぐにsakamakiスパイダーを流したが完全に見切られた。しかしライズを止める気配は無い、捕食している流下物はかなり小さいようである。
手持ちのフライボックスを確認すると、#16のCDCカディスが目に留まった。何時巻いたかは忘れてしまったが、過去山梨県の桂川で尺ヤマメの守護神として活躍し、現在までお蔵入りせず釣行を共にしているフライの一つである。ティペット5xを40cm継ぎ足しそのフライを結んだ。
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少し慎重にフィーディングレーンに乗せると、ゆっくりとライズの主がフライを吸い込んだ。「出た!」アワセると同時に考える間も無くジェットランでラインを引き出した、さすが晩秋のレインボーである、コンディション抜群である。
今日はいつもの反省を踏まえロッドは#5である、しかしそれも不安になるようなグッドファイトである。しかもランディングネットを車に忘れているのだ。何度もジャンプを繰り返し何度もラインを引き出した数分間、ようやく浅瀬に誘導しハンドランディング成功! グッドファイターは55cmのレインボーであった。
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 レインボー55cm
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 レギュラーサイズのニジ
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その後PM13:00頃から今期延長されたC&R区間の上流に移動し、#10のモンカゲパラシュートでなぜだか分からないが連続ヒット!!
相当楽しんだ後PM3:30 日も傾き始め少し肌寒くなって来たので納竿とした。
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ロッド
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マリエットエボリューションME-904-3 9’0” #4 ME-905-3 9’0” #5
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リール
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マリエットライトテック LT-2TR ラージアーバーM-2
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ライン
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DT4F DT5F
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リーダー
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9ft 3x 4x
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ティペット
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3x 4x 5x
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フライ
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エルクヘアカディス#8
Sakamakiスパイダー#12
モンカゲパラシュート #10
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