後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 2009年、秋田サクラマス解禁 》


 秋田サクラマス解禁!!と言っても毎年のごとく解禁の1日には仕事が忙しくて行けない。仕事が一段落する4〜5日の平日に休みをもらい「祭りの後」感のある秋田にサクラマス釣行に向かう。

 水曜の平日からの釣行なのでETC1000円の恩恵は受けることが出来ない為にしばらく一般道を走り、残りの距離と時間を見ながら高速道路を使い秋田の玉川に到着したのは朝6時頃。家を出るまでは米代川まで走る予定だったが疲れと眠気に負けて近い玉川に変更になった。


 川に着くと思ったよりもアングラーが少ない。たぶんこの時間に居るアングラーは地元の通勤前に釣りをしていく人達だろう。この人達が居なくなったらもしかして貸し切り?と思いながらも釣りを終えて上がってきたアングラーに話を聞くとやはり1、2日は凄い人だったそうだ。
 釣果の方もさほど釣れたと言う話は聞いていないそうだが、遠征組の自分としてはまだ魚が残っていると良い様に思わないとここまでは来られない。


 準備をして最初のポイントに降り立つ。テトラ帯で数年前にサクラマスを釣ったポイントでヒットは無くても魚が跳ねたりと飽きないポイントからまず始めた。
 水温は12℃、天気は曇りで風もなし、条件としては最高だが2時間ほどやってみるも当然のようにヒットなはし。でもサクラマスの跳ねも無いのだ。前回来た時は30分に1回くらい跳ねていたような気がしたんだけどなぁ。

 次に移動したポイントは一昨年の秋の大水ですっかりとポイントが様変わりしてしまいただのザラ瀬になっていた。その次に移動したポイントもとてもサクラマス釣りが出来るようなポイントではなくなっている。昨年にこの川に訪れたアングラーはポイントの選定に難儀したとの話を聞いたことがある。なるほどこのことか・・・
 そうなれば大水でも比較的変わりにくいポイントをと下流のテトラ帯に移動、1時間ほどやってみるも異常無し!

 さあ、どうするか・・・手持ちのポイントはすでに出し尽くしてしまった。もっと上流に行けば良いポイントは知っているのだが漁協が違ってしまうために新たに遊漁券を買わなければならない。今日の所はこのエリアで釣りしたいなぁ。


 とここで数日前に釣友の佐藤氏から秋田解禁情報をもらった時の話を思い出す。
 「合流で・・・青ナイル赤ナイル・・・11本ヒット」このキーワードを元に移動開始。それらしきポイントに到着するもパッと見た感じ、ここで11本もヒット?と疑うようなポイント。先行者は無く何人か入ったような踏み後もあるので実績はあるのかな?

 準備をしてポイントに降りてみるとおっ、なかなか良い感じだ。川を見た感じ、対岸の深みとその手前のブレイク付近がポイントであろう。D−コンタクト85をセット、フルキャストして届くかどうかのポイントの為にジリジリとディープウェーディングしていく。

 2流しして異常無し、3流し目に移ろうとした時に上流で大きな魚の跳ねる音がした。振り向いた時にはすでに魚体は確認出来なかったが、跳ねた場所からしてコイではないだろう、いや頼むからサクラであってくれ!


 引き抵抗のあるD−コンからやや楽なバッハスペシャルジャパンバージョンにチェンジ。フルキャストしてゆっくりとリーリング、そしてトゥイッチを入れながら「この辺かな?」って所を通過もバイトなし。ゆっくりとリトリーブしながら最後まで慎重に、どこで当たってくるかはわからない。
 とその時にロッドをズシッと押さえ込むようなバイト!ビシッとロッドを跳ね上げると魚の「ゴクンゴクン」と言う動きが伝わってくる!サクラだ!1本目の魚だ、絶対にバラしたくはない。

 ロッドを寝かせて魚の頭が水面から出ないようにファイト。静かなファイトだが水中でギランギランとサクラのうごめく姿が見え緊張する瞬間だ。あと5メートルほどまで寄せて来たところで木の枝にラインが絡まってしまうと言うアクシデントもあったが無事に枝から外れてくれて何とかランディング成功!49センチと小ぶりながらも久しぶりに見たサクラマスはとても美しい。

 思っていた対岸の深みではなく、手前の浅い所でヒットしてきた。しかし対岸の深みにも魚は居るはずだ。ここは腰をすえてじっくりと狙ってみよう。


サクラマス49センチ

精悍な顔


 一旦車に戻り昼ご飯を購入しにコンビニへ。腹ごしらえを終えてまた川に戻り流程200メートルほどのポイントを手を変え品を変えて丹念に攻めて行く。

 2時間ほどやって3流し目くらいの午前にヒットのあったポイントの10メートル下流でまた同じカラーのバッハスペシャルジャパンバージョン18グラムに今度は一気に「ガツンッ」とロッドをひったくるようにバイト!合わせと同時に一気に下流へ走ったかと思うと頭を水面からだしてガバガバとヘッドシェイク!1本目とは違う派手なファイトでキャッチしたサクラは52センチとこちらもやや小さいサイズだが申し分のない素晴らしいファイトを堪能できた。

 夕方のマヅメ時間までロッドを振り続けるもその後のサクラマスからのバイトはなし。


ここでもヒット

サクラマス52センチ


茶色が強い

ヒットルアー


 翌日の朝マヅメ〜11時頃までも常に緊張感を持って釣りをするも結局サクラマスからのバイトは無く今回のサクラマス釣行は終了。


 バラシの多いサクラマス釣りで、サイズこそ小さめだったが2バイト2キャッチの出来なら十分に合格点をあげられるな・・・これで仕事にもしばらく頑張れそうだ。


● 使用タックル

ロッド TRBX−SS77SD
リール ステラ4000FW
ライン 新素材ライン2号+リーダーナイロン20ポンド
ルアー D−コンタクト85各カラー、ピュア13グラム、バッハスペシャルジャパンバージョン18グラム、チェリーブラッドMD他(フックはすべてシングルフック、バーブレス)



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