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後藤 芳久
オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。
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《 シーカヤックフィッシング7(狙いは大イワナ&サクラマス) 》
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赤川のサクラマス釣りの帰りに途中で必ず休憩に立ち寄るパーキングがある。それは大きなダム湖を見下ろす「月山湖パーキングエリア」だ。
いつ見ても船などが浮いているのを見たことが無いので当然釣りは禁止だと思っていた。関東周辺のダム湖ではよほど管理が行き届いてない場所を除き立ち入り禁止の釣り禁止が当たり前。ダム湖と言う特性上それもやむを得ないと思っていた。誰も釣りをしていない月山湖、さぞかしデカイ魚が居るのだろうな〜と思うのは釣り人なら誰でも想像することだろう。
しかしシーカヤック釣り仲間から月山湖でカヤックが出せる事を聞いた。えっ?危ないから禁止とかじゃないの?とダム管理のHPを見ると「自己責任による自由使用」と書いてあるじゃないか!注意事項がいくつかあってそれを守り、事前に申請書を出せばシーカヤックは出すことが出来る。
では釣りは出来るのか?漁協に問い合わせてみたら「船からの釣りは推奨出来ませんが釣りをするなら遊漁券を買って下されば釣りは出来ます。どうしても船で釣りをしたいのならばダム管理事務所に問い合わせて下さい」との事。
ほとんど誰も釣りをしていないダム湖に潜む大イワナ&サクラマスへの扉が開いた瞬間だ。
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月山湖では動力船の使用は禁止されている。では自己責任で安全に帰って来ることが出来る手漕ぎ船は何か、と聞かれたら今自分が使っているシットオントップカヤック以外には考えられない。他にもいろいろと手漕ぎ船はあるがどれもひっくり返って沈をしたら終わり。
ゴムボートはひっくり返ることは少ないだろうけど、風にすこぶる弱い上にパンクの危険性がある。ライフジャケットを着ていれば自分が沈む事はないが、自力で帰る事はほぼ不可能で救助を呼ばなければならない。
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しかしシットオントップカヤックは万が一ひっくり返っても自分でカヤックを起こして再乗艇し、戻ってくる事が出来る。それに意外とスピードが出るので天候急変などで撤収する時にも威力を発揮する。興味のある方は一度「シットオントップカヤック」を検索してもらいたい。そのポテンシャルの高さを知る事になるだろう。
GW前に新しいシーカヤックを購入した。マリブカヤックス社の「X−13」と言うシーカヤックで軽くて非常にバランスが良く、スターンのラゲッジルームが大きいのが特徴。ここに大きなクーラーボックスを乗せる事が出来るのは、河川のサクラマス釣りでバカでかいランディングネットを背負っているのと一緒でその大きさが釣り師の志の大きさや夢やプライドを物語っている気がしてならない。
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 出発!
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 進水式
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月山湖の出艇場所に着いたのは朝の8時。そそくさと準備をして、今回が初出船になる為にお約束の進水式を済ませる。お酒で艇とタックル、自分を清めて安全な釣行を祈願していざ出発!!
新緑に覆われる月山湖に新緑カラーのシーカヤックをゆっくりと漕ぎ進めればそれは素晴らしいロケーションが目前に広がる。目指すはいつも道路から眺めている堰堤だ。途中の橋桁の下にはツバメが巣を作っている。誰にも見つからず雨もしのげる良い所見つけたね〜。
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 気持ちい〜
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 ツバメの巣
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堰堤まであと少し、ここまではワカサギなどのベイトを追ってボイル!なんてのは1度も見られずにちょっと期待はずれ。堰堤から50メートル付近からキャスト開始。まずはトラウティンウェイビー65をチョイス、ミディアムリトリーブ&トゥィチングで表層を回遊しているだろうサクラマスとレインボーを狙う。
30分ほどでコツンとバイト!バシッと合わせを入れると水面をパシャパシャと回転しながら寄って来た。幸先が良いがちょっと小さすぎだね。上がった魚は背びれが黒くなって完全にギンケした25センチほどのサクラマス(ヤマメと言う表現が正しいか・・・)。
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 チビクラマス
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でも君が居るって事は昨年の春に月山湖に降りた個体も絶対に居るはず!!キャストに力が入る。が、その後のバイトはなし。
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いよいよ堰堤に近づいてみる。堰堤付近は水深が6〜11メートルほどあってボトムには魚探に頻繁にお魚マークが現れる。中層にはベイトらしき反応が出るがそれが濁りなのか泡なのか良く判断が出来ない。
「堰堤下や滝つぼには、引き込むような流れがあってそれにつかまるとベテランパドラーさえも脱出するのは容易ではないので十分に気を付けて下さい」今回の釣行のきっかけをくれたシーカヤックフィッシング仲間の一行のメールがもう少し、もう少しと堰堤に近づきたい気持ちに釘を刺す。そして堰堤に近づいては流されて、また近づいては流されを繰り返しながらキャスト、キャスト、キャスト。
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 目指す堰堤
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 鯉?
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パニッシュ85Fを流すも反応なし、Dコンタクト63を沈めてもダメ、チェリーブラッドMD75に交換もダメ、バッハスペシャル10グラムで深めを攻めるも反応なし、シーカヤックが流される中でバッハを10メートルのボトムに到達させるのは至難の技で次回はもっと重いスプーンやジグの用意も必要だと思い知らされた。
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ベイトを追ってのボイルも無いかと周りを頻繁に見回してみるもそれらしき光景には出会えなかった。まだ水温が低いのだろうか。唯一の忘れ物、水温計を持ってこなかったのが悔やまれる。そうこうしているうちに申請書に書いた終了の時刻が迫ってきてしまった。
次回は今回行くことが出来なかったインレットにも行ってみないと。そっちの方が水深が浅くなるので狙いやすいかな?
今回は様子見だ、今回の教訓を元にまた近いうちに必ずリベンジしよう。
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ロッド
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TRBX−EX66MT
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リール
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ステラAR2500
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ライン
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ナイロン5ポンド+リーダー12ポンド
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ルアー
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トラウティンウェイビー65、Dコン63、チェリーブラッドMD75、バッハスペシャル10グラム他(フックはすべてバーブレス)
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