サラリーマンアングラー釣行記

その211  秋田県タカドヤ沢

荒井 秀文

2009.8.16



今回は、秋田県のタカドヤ沢に行ってきました。入山場所にはマタギの神社が奉られ、神秘的な渓谷です。


8月になると、清流ではアブが発生します。特に車の排気ガスには反応が早く、車を停車させると車がアブだらけの状況です。したがって、車の中での釣支度を余儀なくされます。狭い車中空間では、体を曲げたり、お尻を上げたり、足をあげたり・・・・・異様な光景です。

やっと支度が出来て、タックルをもって一気に川に駆込みます。アブの襲撃から逃れ、心地よい水温と釣果の期待感から戦闘モードへ気持ちが揺れ動いて行きます。

そして、タックルをセット。今回は、MGS-803にライトテックで、軽量かつしなやかさを求めたセットです。
時間はすでに12時を過ぎ、午後の陽射しの強さが、水温の上昇を更に高めているようでした。


直ぐに#12アントを結び、キャストのスタートです。石も大きく、ポイントが点在します。しかし、水量が少ないのが不安材料でした。
当然、初めての沢ですので、ポイントを全て狙ってみます。1投目・・・2投目・・・3投目・・・・・・

イワナが走るのが見えました。走る姿を確認出来た安心感から、狙いポイントを変更してキャストを始めました。水温が高いこと、釣人があまり入っていないことで、イワナは流れにでて、餌待ちをしている状況でした。したがって、姿勢を低くしてアプローチを慎重に・・・・・・・


ちょっとした深みのあるポイントに来ました。流れも穏やかで沈み石もあり、イワナが付く絶好のポイント・・・・・ラインを出してフォルスキャストして、一投目・・・・上流にフライをプレゼンテーションしてゆっくりとドリフトさせ・・・・・・息を凝らして、フライの流れに集中!

すると、ボトムから黒い魚影がゆっくりと上がってくる。まさしく潜水艦の浮上のようだった。そして、何の疑いも無くフライを銜えました。

やや遅合わせでしたが、ロッドは大きく曲がり、魚振が伝わりました。まずまずのサイズです。そして、下流に走りだし、下の落ち込みでようやくネットイン!腹がオレンジ色をした、居着きのイワナでした。



次のポイントでは、流れ出しにフライを流しても反応がありません。流れ込みの岩サイドにフライを落とした瞬間に、バシャ!・・・・・・どのポイントを攻めればいいのか????やや小さいが、綺麗なイワナでした。

その次のポイントでは、流れ出しからイワナがヒット! 本当についているポイントが読めない。仕方なく、全てのポイントを狙うようにしました。

十数匹釣れると、フライがボロボロになってしまいました。フライを#12クイルボディのパラシュートに換えて再スタートしました。振り返れば、1匹釣れたところから入食い状況だった。




そして、木々が覆いかぶさったポイントへ・・・・・・・普段だったらやらないポイントですが、ダメもとでボーアンドローのキャスト!まぐれでキャストが出来ました。
フライが流れて、一発ヒット!やはり、やり難い場所は反応が早い。まずまずのイワナでした。

その後も入食いは続き、クイルボディパラシュートがボロボロになってしまいました。



初めての沢でもあり、熊の心配もあり、奥深くまでやる勇気がなく、とりあえず戻ることにしました。今回のフライの消費は、2本だけで、しかも、イワナに銜えられてボロボロになった、嬉しい限りです。


使用タックル

ロッド MGS-803
リール ライトテック
リーダー  7.5ft
フライ #12アント #12クイルボディパラシュート 


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