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飯田 康弘
福井県在住。越前海岸を始め九頭竜川に精通するマルチアングラー。ジギング、サクラマス、磯、リバーシーバスの釣りを好む。
釣行回数が減るのが怖く結婚を避けている。
ブログ : D-PLUGGERS
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極寒のこの季節、南に行けば魚が釣れる。裏付けもない安易な考えと行動は、四国高知五日間の釣行旅と題して計画された。全日程車中泊。
思い立った翌日、高知在住スミスのモニター猪原君に連絡をとる。
「もしもし〜今向かってます!」 猪原君絶句(笑)いきなりすぎたか?
黄いばんだいつのかわからない宝地図レベルの日本地図でいざ高知へ。ナビないの僕!
8時間かけなんとか到着するも異様な寒さ。
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寒波の影響は高知も例外ではなく滞在の五日間夜は常に氷点下を示していた。
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魚の情報はというと「先週まではシーバスよかったんですが」
出た!日本全国共通の呪われたフレーズ。地元釣り具屋の話でもここ一週間は釣果情報は皆無との事!
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しかたない。漁港常夜灯にでもアジかメバルでもと覗くも・・・常夜灯がついてない。シラスウナギ漁の最盛期ともあって公共のライトは消灯。代わりに漁師個人の集魚灯が点る!終わった。ちなみにメバルはほとんどいないみたい!
さ〜て困った。助けて猪原君!ウルウル彼を見つめるもどうにもならない。
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しかし彼らは決して見放さず翌日足摺岬へヒラスズキ、エバを狙いに同行してくれる事となった。予報では波高3m。期待に胸がCカップくらいに膨らむ。
山を越え谷を渡り崖を下り人生に迷いようやく海を望めば溜め池に到着。波、潮ともにチ〜ンとしてる。そうっ!溜め池と見間違う程に静かな海。当然魚の気配はない。ダツが数匹気を使ってくれただけ。
翌日も足摺岬でリベンジ!潮は激流のように動き出すも波はない。これでヒラスズキの選択肢は消え、エバとの一騎打ちとなる。
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ゴッ!きたぞ〜こら〜っ!
あっ!ダツ
ゴッ!今度こそ〜
あっ!ダツ
ゴッ!裏切らないダツ
ゴッダツゴッダツゴッダツもういいって。
夕日に黄昏れ足摺岬での二日はあっけなく終わる。
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高知市に三時間かけ戻り時刻は22時!旅でのキャスト数はもう千を軽く越えた。殺気なんて陳腐なものは微塵もないはず。
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導かれるままに国分川にかかる橋脚に立つ。ベイライナーボロン76でここしかないピンを撃つ。目の前をゆっくり通すイメージでスリムミノーのデッドスローにストップを絡めた誘いに
ドフッ
相当なプレッシャーから解き放ってやった!本来根魚専用のロッド、強靭なバットで一気に橋脚から引き離す。いただき!
湯気の立ち込める川に待っていた奇跡のドラマ。土佐が誇るランカータイリク捩伏せたり。
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苦労した分、喜びもランカークラス。猪原君、大宮君ありがとう。全て自分の釣りを差し置いてガイドに徹してくれた彼らのおかげ。感謝感謝です。
自然の気まぐれに翻弄されるのが楽しくなってきた!無計画だからこそ見えるものもある。今回の釣れなかった時間こそがタイリクを引き出した時間ともいえる。
さて来週は何処へいこうかな?
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