後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 シーカヤックフィッシング10(西伊豆5目釣り、いや7目釣り) 》


 数日前から天気予報をチェックしては一喜一憂の毎日、良い凪の週末にシーカヤックを出すことが出来た。

 今年に入ってから何度も出船している西伊豆。しかしまだマダイの釣果に恵まれてはいない。何度かそれらしきヒットはあった。しかしバラしてしまいキャッチにはいたらず。幸いラインブレイクは無いもののデカイ正体不明のヒットもあった。

 「湾」と付く名の海域では世界有数の深さを持つ駿河湾、何がヒットしてくるか分からない。所詮、動力の無いシーカヤックだからそんなに沖には行けないから大物はヒットしないだろう・・・そんな甘い考えはたった1年半のシーカヤックの釣りで吹っ飛んだ。この釣りはまだまだ可能性を秘めている。

 いつもの出船場所には深夜に到着し、朝まで仮眠を取る。朝5時に起きて準備を始めるも雨が降ったり止んだりの生憎の天気。出船場所に居合わせた別のシーカヤックフィッシャーマンと雑談をしているうちに雨は上がり、「カッパ無しで行きましょう!」と7時頃に出船。

 結局この判断は正しく1日雨に降られる事もなく薄日射す梅雨の晴れ間に恵まれた。


良い凪



 まずは浅い根周りでインチクを試すが反応無し。ベイトの反応もほとんど無く、先月に来た時よりもイワシは少ないみたいだ。浅場に見切りをつけて沖へ移動。ややウネリあるものの風はほとんど無風でパドリングは快適そのもの。


何イカ?
 45メートルの魚探には写らない根のポイントに移動。ここは魚探には一見何も写らないのだが、マハタやオニカサゴなどの根魚が良く当たるのできっと小さな根らしき物があるあるのだろう。一度ボトムを取ってファーストリトリーブすると「ヌ〜ッ」と重くなった!しかしヒットしない、イカか?

 すぐにフォールさせるとインチクがストップ、合わせを入れるとズシッとヒット。「ズーン、ズーン」と引くのでイカ間違いなしだな・・・と上がって来たのはやっぱりイカ。ジグでイカは何度か釣った事があるがインチクでイカは初ヒットだ。

 同じポイントで何度もお触りが続くのだがその後はヒットなし。インチクのタコベイトがボロボロにされてしまった。エンペラの形と遊漁船の情報などからスルメイカだと思うのだがあまり自信はない。何イカなのだろうか・・・

 次に先月、釣友が良型のマダイを上げたポイントに移動。こちらもさほど反応は無いものの、コツコツと当たってくる。フォールでコンコンとバイト!ヒットしたのはカサゴだ。そしてすぐに同じポイントでイサキがヒット。ちなみにイサキは人生初ヒット!

 風は相変わらず無風に近いのだが、潮は良く効いてトロトロとシーカヤックが流れてくれる。状況としてはかなり良いハズなのだがいまいちパンチに欠ける。う〜ん、どうしようか・・・もう一度深いポイントに行ってみよう。

人生初イサキ


カサゴ

アシストにガッツリ

 インチクからタイラバの60グラムに変更して水深50メートルのゴロタのポイントでアヤメカサゴを2匹追加もやっぱり深場は反応が良くない。と、その時に一緒に出ていた釣友からメールが。「45メートルでデカイのバラシ・・・」と。南のポイントでうっすらと見える大きな赤いフラッグが彼の目印だ。

 今からあそこまで漕ぐには少し時間が掛かるな。もう少しここでやってみるか。しかし、その後はバイトなし。


アヤメカサゴ

メタボアヤメ


 沖に目をやるとくっきりと潮目が出来ている。気分転換にジグでもしゃくりに行くかと潮目のある水深70メートルまで移動。マサムネ90グラムをボトムから50メートルしゃくってはまた落とし、そしてしゃくるを繰り返す。でもな〜んにも当たらない。
 潮目を鳥が落ち着き無く右往左往しているがナブラは出てはくれない。青物は入っていないのだろうか?

 そのまま少し吹き出した南風に乗って灘に流されて行くと水深35メートルから魚探に反応が出てくる。マサムネをタイラバに変更するとすぐにコツコツとバイトがあるがなかなかヒットしてこない。水深18メートルまで来たところでグィ〜ンとやっとホウボウがヒット。

 弱かった南風は次第に強くなりシーカヤックが早く流れるようになるとバイトは急増した。水深30〜18メートルまでを何度も流しながら多数のエソに混じりながらやっと小さいマダイ(チャリコ)をキャッチ。その後はホウボウを追加してバイトはほとんど無くなってしまう。


ホウボウ

やっとチャリコ



オウモンハタ
 時間は昼をとっくに過ぎて、シーカヤックのハッチに入っている賞味期限15時までのコンビニおにぎりを食べる勇気はない。
 よし、次が最後のポイントだな。一気に南に移動して小さい根周りをしつこく攻めているとギュイーンとヒット。さほど引かないのでまたエソかと思っていると小さいオウモンハタだった。

 今日はこれでおしまいだな。小さい魚ばかりだけどバイトは多めで楽しい釣りだった。エソ3種類を加えれば10目釣りとも言える内容だ。


 今までプライベートビーチ状態だったこの出船場所もだいぶメジャーになってきて何人ものシーカヤックフィッシャーマンが訪れるようになってきた。ぼちぼち次回からは新規開拓が必要だな。ちょっと冒険してみよう。


● 使用タックル

ロッド AMJ−SF510
リール オシアジガー1500P
ライン PE1.5号+リーダーフロロ8号
ルアー インチク60〜80グラム、タイラバ60〜80グラム、マサムネ、他



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