後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 シーカヤックフィッシング6(マダイの予定が・・・・・・西伊豆) 》


 去年の西伊豆は4月にデカイのがヒットする傾向が強かった気がする。自分は4月に掛けたほとんどの良型マダイらしき魚はバラしてしまいかなり悔しい思いをさせられた。その為、昨年から来年の4月には万全の体制で挑もうと決めていた。

 しかし、水温上昇の遅れによるものか3月〜4月の西伊豆はマダイどころか外道もロクにヒットしない。丸1日やって「ココン」って言う雑魚のアタリが2回とか3回とか非常にしょぼい釣りだった。抜け駆けを狙った3月中旬の釣行ではボウズ、4月の2回の釣行ではホウボウとマハタ。同行した釣友達も同じような釣果だ。

 そして今回のGWの釣行。今回は当初、民宿を予約して家族を連れて行く予定だったが直前になって子供2人が熱を出してしまい泣く泣く断念。GWの掻き入れ時に直前のドタキャンは申し分けないと言う事で釣友と2人で宿泊することで何とか宿には調整をしてもらった。

 その釣友も今年からシーカヤックの釣りを始めて小貝川で練習を重ね、今回が初めての海デビュー!出来れば何とかお土産になる良い魚を釣ってシーカヤックの釣りの楽しさを味わってもらいたい。

出発!


 凪の予報で期待をしていた初日はやや風が強く海でのシーカヤックフィッシング初挑戦の彼にはちょっとキツイかな?と思いながらも様子を見ながら危険を感じたり、恐いと思ったら絶対に無理をしないことを再度確認して出船。風は沖から陸に向かって吹いているので沖に流されてしまう危険は少ないものの油断は禁物。

 まずは浅い水深の根をインチクで攻めるが反応は鈍い。自分にコツンと言うアタリがあった後に彼にもアタリがあったようだ。1時間ほど浅い場所で釣りをして徐々に操船のコツをつかんできたようで少しずつ行動半径を広げて行く。しかしアタリは少なく風も収まる様子も無いので1度上陸しようと艇を岸に向けた所で彼から着信!まさか沈?
 電話に出ると彼から歓喜の声で「マダイ釣りました!!」。このあまり良くない状況で初めてにしてマダイ2キロクラスを上げてくれた。彼をシーカヤックの道に引き込んだ自分にとっては肩の荷が下りた気分。1度上陸をして興奮冷めやらぬ彼に状況を聞くと水深25メートルで2回バラしたあとの1匹だそうだ。魚はこの時期にしてかなり浅場に居るようで、初めてのマダイの強い引きに相当慌ててしまったようである。

 昼近くになると白波が見え始めてしまい今日の釣りは断念。チェックインの時間を待ってその後は宿で温泉に入りゆっくりとくつろいでしまった。



何の反応?
 翌日、宿のおいしい朝ご飯を食べてチェックアウト、9時からの釣りになった。浜に行くと見覚えのある車が・・・やすさんだ。GWは奥さんの買い物の付き合いと、プランターの苗植えの予定じゃなかったの??

 海況は昨日とはうって変わりべた凪。少し漕いで行くとイワシの反応がある。先に出ていたやすさんに合流し状況を聞くと「青物回っていますよ!サビキで釣ったイワシ泳がせたらヒットしましたがハリス3号で切られてしまいました」。やはりイワシが入ってきて青物も本格化してきたようである。


 しかし鳥山も出なければ鳥も居ない。キャスティングの出番ではない。タイラバをインチクに結び替えて昨日マダイの釣果があった25メートルラインですぐにヒットするもエソ。しかし昨日まではロクに釣れなかったエソが釣れだしたのは好機の証。そのまましゃくり続けると、「ドスン」とヒット!一気にドラグを出して行く。やった!デカマダイか!?

 しばらくファイトするも強烈に走り回る魚はやはり青物の引きだ。シーカヤックをグルグルと3回ほど回して上がって来たのは4キロほどのワラサ。ヒラマサ狙いのジギングタックルではただ重いだけでさほど引かないワラサもタイラバ用のライトタックルでワラサに主導権を握らせるとなかなか素晴らしいファイトで楽しませてくれる。

ワラサ4キロ


 こりゃ爆発かな!?と思うものつかの間のひと時、フォーリングでコツコツとあたるアタリをしつこく狙っているとヒット。でもただ重いだけで本命ではない。上がったのはやっかいもののサバフグ。インチクのタコベイトはすでにボロボロ。こいつが寄るといくらタコがあっても足りない為に移動。

 青物のナブラの良く出る急深のポイントでインチクで600グラムほどのアヤメカサゴを追加。


やっかいもの

アヤメカサゴ


 潮が少し早くなってきたな〜と思いもう1度シーカヤックを潮上に進めようとパドリングを開始した直後に後ろからヒットの声。振り向くとやすさんが良い魚を掛けている。ドラグを出し青物?を連想させる引きだったが上がったのは3キロほどのマダイだ。青いシーカヤックに赤いマダイが良く映える。


やすさんファイト中

無事ランディング

 よしっ!チャンス!ジアイだ!でもそんな時に限って今まで凪いでいた海にそよそよ〜と風が吹いてきたと思えばみるみるうちにザブザブに。5月は天候が急変する季節だ。それを最初から警戒しているのでお互いにそよそよ〜の段階で後ろ髪引かれつつも出船場所に漕ぎ出していた為に何の問題もなく無事に浜に到着して強制終了。

 昨日マダイを上げた釣友もすでに戻っていて、残念ながら釣果には恵まれなかったようだがとても楽しんでくれたようで安心した。


 駿河湾にも黒潮の分流が入ってきて水温も安定しイワシの群れも入ってきた。これからが爆発の予感・・・


● 使用タックル

タイラバ、インチク、ライトジギング用

ロッド WGJ−SF60UL
リール オシアジガー1500P
ライン PE1.5号+リーダーフロロ8号
ルアー タイラバ60グラム、インチク60グラム

キャスティング用

今回出番なし



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