吉川 雄介

湘南方面・東京湾を中心に活動中のシーバスアングラー。
週間つりニュース APC としても活躍。

アツギ・ミュージアム特別企画 ショアでのシーバスフィッシングガイドを実施中
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《 横浜港・沖堤 白灯で狙うデイゲームのシーバス 》


 デイゲームで狙う横浜港沖堤のシーバスが絶好調になっている。特に10月はベイブリッジ下に位置する白灯でコンスタントに釣れ続いており、朝・夕マヅメ付近は壮絶なボイルも発生している。
 ここでは、ボイルの嵐に遭遇で爆釣となった、10月14日(火)の実釣模様を報告したい。


 この日は横浜山下橋の渡辺釣船店さんより午前6時の第一便に乗り込み、10時までの予定で白灯へ渡った。満潮が午前4時過ぎのため、ちょうど下げ潮が効いた時間帯が実釣タイムである。
 ちなみに白灯ではタイドグラフで潮位140cm付近になると足場の広い下の段から冠水し始めるため、満潮付近に釣行される際はウェーダースタイルが基本となっている。

 満潮時であれば冠水した堤防上にランディング可能だが、ネットはやはり持参された方が無難。干潮前後で釣行される際はニーブーツが好ましいだろう。


白灯の全景。写真は干潮の様子

白灯における人気・実績スポットの堤防先端部

※ 人気の秘密は堤防の規模が大きく、水面までの高さが低いため、釣りがしやすい。但し、潮位140cm以降から冠水し始めるため、満潮付近で釣行される際はウェーダースタイルで。

※ 航路はシーバスの回遊ルートで、時合いになると外側(航路の沖側)でボイルが多発する。船舶の引き波には注意!!


 さて、10月の横浜港はササ濁りの水質で、どちらかといえば青味のかかったクリアに近い状況になりつつある。それでも港内全域にはカタクチイワシの稚魚(体長5〜7cm)が大量に群れているため、各堤防周辺には朝・夕マヅメ付近になると高確率で50〜60cm級の群れが回遊してくる状況となっている。また、日中であればサバやイナダの回遊もあり、港の最奥部に位置する旧白灯や旧赤灯でも青物の釣果が上がっている。
 当日は海況も穏やかで曇り模様の大潮回り。夜が明けた直後の満潮付近なら相当数のシーバスが堤防周辺に溜まっているに違いない。


 イチ押しで人気・実績がある堤防先端部(白灯台の反対側)に釣り座を構えると、その読みは当たっていた。そう・・・堤防中央から先端部にかけての外側一帯ではフッコクラスのボイルが出まくっており、まさに到着早々から爆釣の舞台が出来上がっていたのである。

 このボイル狙いの戦略としては、過去の経験からもトップ、ミノーのジャーキングや連続トゥイッチ、バイブレーションの表層速引きトレースが効果的。まずはサラナ95F(BSM)のジャーキングで反応を見ると、1投目から4バイト。ピックアップ寸前では反転シーンも見られ、わずか2投目で66cm。

 その後も毎投ごとにバイトは訪れ、ウェイビー85S、シーバット78Sなどで入れ食いモードに。サイズは45〜55cmが主体で、群れは堤防から5〜30m沖までのエリアに溜まっていた。

開始2投目、サラナ95Fにヒットした
当日最大の66cm

※ ボイル狙いにおける当日のヒットパターンは、フローティングやシンキングミノーを使用したジャーキングや連続トゥイッチ。



ボイル狙いにはウェイビー85S
のジャーキングも効果的。
 しかし、時間の経過とともに群れの着き場はどんどん沖へと離れていくため、とにかく手返し良く早いテンポで釣っていくのが数を伸ばすコツ。ヒットしてもバラシ覚悟で速巻きで足元に誘導し、50cm前後はネットを使用しないでゴボウ抜き。よって、バラシや抜き上げ時の落下が当然多く、釣果は約40分間で計10尾のバラシが11尾。

 ここまでは全てミノーで、速巻きを前提にしつつも、アクションによるフラッシングで見せて、ワンポーズ(0.5秒ぐらい)で食わせる操作がキモであった。

※ カラーはホロ系がイチ押し。また、背中が目立つ色を使用するとルアーのアクションやスイム位置が把握しやすい。


 その後、7時半頃になると予想通り群れは沖へと離れて行き、ボイルも次第に沈黙する状態に。それでも飛距離が出るベイブル14gにチェンジしてボイルスポットを直撃していくと、おもしろいようにゴンッとかグイッ。50cm前後を3尾(バラシ4尾)しかキャッチできなかったが、やはり表層速引きトレースがパターン。操作はロッドを45度の角度で上に向け、一秒でハンドル3回転といった速さがベスト。着水と同時に巻くよりは、カウント2〜3秒後に巻き始めるパターンが良かった。

 尚、トップ系としてシンキングペンシルミノーのカクーンシーバス17.5gを使用したが、バイトが数回出ただけでノーヒット。スタート時ならともかく、どうやら使用した時間帯が遅すぎたようだ。又、7時半以降になると釣り座の沖側では船舶の行き来が激しくなるため、それも原因かと思われる。

高活性時はバイブレーションのベイブル14g
による表層速引きトレースもヒットパターン

※ 操作は一秒でハンドル3回転といった巻き方がベスト。


 8時過ぎ、1時間以上続いた入れ食いモードもさすがにこの時間帯になると厳しくなる。こうなると堤防周辺に居残るシーバスも狙うのが得策で、操作もスピンテールジグを使用したスローな釣りになる。
 狙う場所はもちろん堤防際や航路と隣接するエリアのボトム付近で、着底後はボトムの1〜2m上をトレースし続けるイメージでゆっくりと巻く。潮流の速さによってはすぐにルアーが浮き上がってしまうため、時折リールを巻く手を止めてはフォールでボトムを取り直す作業も加えてやりたい。

 バイトは20分で1回訪れるというペースになってしまったが、堤防内側サイドで50cm級が2尾、そして外側の航路際で45cmが、バイメタルスピン15gにヒットしてきた。


堤防の両サイドは水深4m前後で、
シーバスは高確率で潜んでいる。

低活性時のボトム狙いは、
やはりバイメタルスピン15gが最強。

※ この時期の朝マヅメは、堤防外側(高台側)でボイルの嵐に遭遇しやすい。

※ ボトムの1〜2m上のレンジを意識し、できるだけゆっくりトレースし続けるのがキモ。



低活性時は、ワインドによる
反射食いを誘う方法もお勧め。
 そして終了間際のヒットは、只今特訓中のワインド釣法にて40cm。ヴィヴィッドライブ3.2inchのテールを斜めにカットしたものと、ドリフトアックスの組み合わせがお気に入りで、白灯では重さ12g、フックサイズ#3又は#2がベストマッチ。

 低活性時は1度ボトムを取り、中層付近までキレの良いダートでシャクリ上げては、フォールで再びボトムを取り直すようにしている。イメージはビシッビシッとムチを打つような繰り返しで、水平に構えていたロッドを瞬発的に45〜90度ぐらい跳ね上げては、素早くロッドを元のポジションに戻すというもの。
 この一連の動作、いわゆる1ストロークは0.5〜1秒ほどで、キモは糸フケを出した状態で行うことが基本となる。巻き取るラインの量は1ストロークにつきハンドル1回転を目安にされるといい。

※ ヴィヴィッドライブのテールを斜めにカットし、ドリフトアックス12gとの組み合わせがお気に入り。

 尚、キレの良いダートを演出させるためにはPEラインが必要不可欠。これにナイロンかフロロのショックリーダーを介して、ルアーはクロスロックスナップで接続するかたちになる。

 愛用しているDart Winderはワインド専用で、ミノーからバイブレーション、スピンテールジグまでカバーできるタイプ。長さも8.8フィートで横浜港沖堤にはベストマッチとなっている。


 今後の展望としては、おそらく11月中旬までは釣れ続く見込みだが、その頃は数釣りより大型狙いになるのが例年のパターン。11月上旬頃からムラが出始めるので、できれば早めの釣行がお勧めである。


■ 渡船利用

  横浜山下橋 渡辺釣船店

  渡船料金 : ¥2000
  駐車料金 : ¥500
  電話 : 045(622)8381
  渡船6時〜17時 木曜定休


● 使用タックル

ロッド ブローショットエクストリーム BEX-88DW Dart winder 88
ブローショットエクストリーム BEX-88DWS Dart winder sensitive 88
リール シマノ 07'ステラC3000
ライン 山豊テグス SWスーパーPE16LB(1.2号)
リーダー 山豊テグス スーパーショックリーダー ナイロン 25lb(70cm)
スナップ スミス クロスロックスナップ#1
ノット SFノット
ヒットルアー サラナ95F(BSM、SDHL)
ウェイビー85S(LPI、LRH)
シーバット78S(レーザーチャート、メタシラス)
ベイブル14g(Lチャートバック、シラスレーザー)
バイメタルスピン15g(ゴールド、グリーンイワシ)
ヴィヴィッドライブ3.2inch(レッドヘッド)



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