吉川 雄介

湘南方面・東京湾を中心に活動中のシーバスアングラー。
週間つりニュース APC としても活躍。

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《 千葉県三番瀬 市川航路側で狙うデイゲームのウェーディングシーバス 》


 潮汐の差が逆転する4月中旬以降、千葉県の三番瀬ではデイゲームのウェーディングでシーバスの好釣果が期待できるようになる。そう...ナイトゲームでさえ興奮するあの瞬間がまさに丸見えとなってファイトを体感できるのである。ここでは、今期初釣行で釣果を得られた4月上旬の実釣模様を報告したい。


 三番瀬は浦安から船橋まで続く広大な干潟で、ポイント的には市川航路側と船橋航路側とに大きく分かれる。今回狙った場所は市川航路側で、エントリーは船橋海浜公園の右端に位置する堤防先端付近より。入水時の目安は潮位90cmを切るあたりからで、堤防先端右手のゴロタ場から干上がった中洲(瀬)や沖の鉄柱を目指すかたちになる。

 ちなみに底質は、堤防を境に右手の航路側がカキ殻が付着した砂質。石や岩などが所々に点在しているが、堤防先端から鉄柱を結んだラインの内側、すなわち中洲周辺までなら地形も比較的フラットで、ぬかるんで足がはまるようなスポットはない。ただし、日中でもアカエイが多く、ガレ場があったりブレイクラインと隣接しているため、スリ足歩行は鉄則となる。


アプローチ順(1)

アプローチ順(2)

※ 堤防(市川航路側)へは海浜公園の中を通り抜け、突き当りの遊歩道を右手の方へ突き進む。ウェーダースタイルで歩く道のりは長いが、左手に干潟を見ながら頑張って歩きましょう。

※ 遊歩道を市川航路側へ向けて突き進むと、目的地の堤防は左手に見えてくる


アプローチ順(3)

アプローチ順(4)

※ 堤防先端部付近からいよいよ入水開始。エントリーは堤防右下に見えるゴロタ場からで、鉄柱方向に進んでも、又は写真には無いが右手の中洲方向に進んでも良い。干潮付近なら鉄柱の更に沖側まで腰下の水深でエントリーできる。

※ 堤防先端部より右手の中洲を見たところ。タイドグラフで潮位35cm付近になると完璧に干上がり、狙う場所やポジションが把握できるようになる。高潮位の時なら、この中洲周辺もポイントで、中洲の上流と下流側がイチ押しのスポットとなる。エントリーは堤防右下のゴロタ場を鉄柱方向ではなく垂直に横断していく感じになる。

 狙う場所としては、堤防先端の右手(岸より約40m沖)に干上がる中洲(瀬)の外側一帯で、航路の深場(最深部で6〜7m)へと続くブレイクラインをトップ系の首振りアクションやミノーのジャーキング、バイブレーションの速巻きなどで探るスタイルとなる。

 ポジション的にはブレイクまでの距離を考慮すると中洲周辺がお勧めだが、潮位によっては中洲と鉄柱を結んだラインの更に100m前後沖までエントリーできる。ただし、航行する大型船の引き波が時折打ち寄せてくるため、立ち込みすぎないように注意したい。


中洲から沖の誘導灯(ブイ)を見たところ。
左手に見えるのが鉄柱

鉄柱付近に釣り座を構えた時に見える
上流側の中洲(瀬)の模様。

※ 干潮付近は鉄柱から更に沖合い80〜100m位まで立ち込み可能。2つある誘導灯の間が航路で、基本的に航路側に向けてキャストし、航路へと続くブレイクライン付近を探るスタイルとなっている。4月上旬の実釣時はこの鉄柱から沖の区間の間に釣り座を構え、航路側へ向けてフルキャストしていました。

※ 2人のアングラーが居る場所はブレイクまでの距離が近く、又、狙う場所が絞りやすいため人気スポットです。


 さて、4月上旬の大潮回りに釣行した際は、メーンベイトとなるカタクチイワシの回遊はなく、また、イナッ子などの上物ベイトの薄かったため、ブレイク付近では全くシーバスの群れの回遊に遭遇できなかった。それでも航路に近い深場には多少なりとも潜んでおり、当日は飛距離が出るベイブル14、21g、スプーンのバッハスペシャル18、24g、そしてブレード系のバイメタルスピン15gをメーンに使用してみたところ、ボトム付近をスローに探れるバイメタルスピンに好反応。干潮のソコリ1時間前に4回ヒットし、その内1尾をキャッチした。

 サイズは57cmで、着底からの巻き始めにヒットした。ちなみに釣り座は鉄柱から80m位沖に向かった場所で、ポイント的には航路を示す誘導灯(ブイ)付近。追い風となる北東風が吹いていたため、飛距離も60mは出ていたと思う。

バイメタルスピン15g(イワシカラー)
にヒットした57cm。

※ 当日は航路へと続くブレイクラインのボトム付近で計4回ヒット。その内、写真の1尾を無事にキャッチした。他の3尾はエラ洗いなどでバラシ。



サラナ95F(PCL)にて48cm
 その後、干潮からの上げ始めを鉄柱付近で過ごしてみたところ、午後1時頃になってようやくイナッ子の群れがシャロー側を回遊。群れの規模が大きい周辺をサラナ95F(PCLカラー)の連続ジャーキングで探っていたところ、アクション後のワンポーズ(0.5〜1秒ぐらい)に48cmがヒットした。

 まだまだ粘れば釣れる可能性もあったが、このヒットの直後から予報通りドシャ降りの雨。上げ潮の効きも早く、強風で波気も出てきたので、上げ3分の潮位70cm付近に岸へと戻った。

※ 干潮から上げ始めて1時間後にヒット。サイズは48cmで、イナッ子の群れに着いていたシーバス。連続ジャーキングからのワンポーズ中にヒットしました。


 結果から言えば気温も水温も安定しない時期だけにムラがあるのが本音。しかし、例年のパターンだと5月中旬にはシーズン開幕となっていることだろう。釣行される際は大潮回りを目安に、午前中の下げ潮を狙うスタイルとなっている。

 尚、トップシーズンは6〜7月で、浦安側の日の出地区からもエントリー可能。入水後は沖に向けてかなり歩くことになるが、南西の風には強い。狙うポイントは2つで、中洲周辺のシャローエリアを狙うパターンと、航路のブレイクを狙うパターンがある。比較的フラットな地形だが、所々に深場があるので、初めて釣行される方は大潮回りの干潮付近に入水し、先釣者のエントリールートやポジションも参考にされるといい。


■ 船橋海浜公園へはR357(湾岸道路)で千葉方面へ進み、原木大橋を渡る。二俣交差点を右折し、直進した突き当たり。


● 使用タックル

ロッド ブローショットエクストリーム BEX-88DWS Dart winder 88 sensitive
リール シマノ 07ステラC3000
ライン 山豊テグス SWスーパーPE16LB(1.2号)
リーダー 山豊テグス スーパーショックリーダー ナイロン 25lb(70cm)
スナップ スミス クロスロックスナップ#1
ノット SFノット
ヒットルアー 57cm他バラシ3尾:バイメタルスピン15g(イワシカラー)
48cm:サラナ95F(PCLカラー)



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