後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 シーカヤックフィッシング2(西伊豆マダイ、ジギング勝負!のはずが・・・) 》


 台風13号が沖縄付近にほぼ停滞しているものの若干のウネリは入ってくるだろう。しかしいつも通っている西伊豆のポイントは沖に消波ブロックが入っていて海岸もオフセットぎみに位置している為に波の影響は受けにくく出船には支障はないはず。

 気圧配置を見る限りでは台風以外の影響は無さそうに思える。波予報でも0.5mとかなり控え気味。しかし今までに何度も予報には裏切られているのでショア用のタックルの準備も忘れない。


 現地に着いたのは朝6時、海はベタ凪で天気は曇り時々晴れ、よし出船だ!

 波長の周期が長いウネリはあるもののそれはまだこの海を狂わせるにはほど遠い。コバルトブルーの海を快調に沖へと漕ぎ進むと先に到着して釣りを始めている釣友と合流し情報交換。タイラバにコツコツ当たりはあるもののまだ釣果は無しとの事。

 前回良かった40mラインまで漕ぎ進んで行くうちにある異変に気づいた。ベイト(イワシ)の反応が全くない。いつも水面でピチャピチャやっているイワシも居なければ魚探にもほとんど反応がない。「おかしいなぁ、まさか居なくなっちゃった!?」

いつもの西伊豆

 とりあえずベイトタックルにメタルフォーカス40グラムをセットし40〜60mまでを数回流すもノーバイト。ベイトの反応を探して30mよりも浅いポイントに移動するもベイトの反応は無くてヒットしてくるのはエソばかり。ここの所、各地の浅場でショゴが好調な事もありマダイがダメなら浅場でライトジギングでショゴでもと考えていたのだが早くも打ち砕かれる。


 仕方無しにさっきのポイントへ戻ると潮目が出来ていてその中で魚が跳ねるのが見える。ソーダか小メジか?跳ねは単発で、どうもベイトを捕食しているような感じではない。しばらくジギングで流し続けるもバイトなし。

 するとカヤックの目の前で「バゴンッ」と大きな跳ねがありすかさずシンキングペンシルをキャスト!ルアーの後ろに「もわわん」と水の動きが読める!食えっ!食えっ!シーカヤックのすぐそばまで追ってきたその魚は黒い影をゆっくりと沈めてしまう。その後もう一度そのサイズの魚をチェイスさせるもヒットには繋がらず。ガックリ・・・


 次に向かったのはちょい沖の大きな根があるポイント。そこには一人シーカヤックフィッシャーマンが釣りをしていて挨拶を交わし状況を尋ねるも答えは「ベイトが居ない、全然当たらない」と散々な返答。「はぁ〜」溜息まじりでまたさっきの場所へ戻りジグからタイラバに変更、反応のない海をひたすらタイラバを引き倒す。

 そして2時間経過、潮がちょっと早くなってきたかな?と思った直後にやっと小さなバイト。ヒットした魚はドラグを何度も引き出しては激しく抵抗、やっとヒットした魚だけに心の中で「バレるな、バレるな・・・」と20回くらい唱えた所で螺旋を描き浮き上がってきたのはマダイだ!針が1本だけ下唇の縁にちょこんと掛っている。ギャフをエラにかけてランディングしたマダイはエラと内臓を抜いた状態で3.7キロ。ふぅ〜、やっと何とかお土産確保。


マダイ

つぶらな瞳



アヤメカサゴ
 その後すぐに小さなアヤメカサゴを1匹追加、ん!?食いが立ったか?と淡い期待もその後はヒットなし。13時を過ぎる頃から南風が強くなってきて大事を取り早めの撤収。同行の釣友も夕方までボウズの中、粘りに粘り最後にマハタとショゴを1匹ずつキャッチ。

 こんなにバイトの無い西伊豆は初めてだった。ここしばらく安直な釣りでも好釣果が続いていたせいか試行錯誤する気持ちがやや薄れていて、こんな気持ちに渇を与えてくれたのだろう。


 釣りは自然相手のゲーム、そう簡単には人間の思うようにはならない。だからこそハマったら抜け出せない楽しさがたまらない。さぁ、次はどこの海に浮かぼうか・・・



定番のお刺身

絶品!さんが焼き


● 使用タックル

ライトジギング、タイラバ用

ロッド WGJ−SF60UL
リール オシアジガー1500P
ライン PE1.5号+リーダーフロロ25ポンド
ドラグ 2キロ
ルアー メタルフォーカス40g、タイラバ60g

キャスティング

ロッド KGS−510L
リール ステラSW5000H
ライン PE2号+リーダーナイロン30ポンド
ドラグ 3キロ
ルアー シンキングペンシル、メタルフォーカス40g



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