『ナマズ日記2011:神無月』


鈴木隆夫



 10月に入ると私の住む南関東も平均気温がぐっと下がり、釣りスタイルも長袖Tシャツからトレーナーに着替えないと寒くて釣ってられない状況になった。

 ナマズが最も釣れるのは春、次は秋です。10月から11月中旬の間で水温が約22度位の時にバイトラッシュが毎年来ています。今回の記事にもでてきますが夜の3時間半で14バイトで5匹キャッチ、この原稿を書き始める前にも夕方の2時間で12バイト0キャッチ?(フックの先が甘いルアーで釣り続けたらどうなるか?のテストをしてみた。)

10/5

 この季節になるとゆったりとした静かな流れのなかでのヒットが多く なるのでジュッボッ!の音が心臓に悪い?

10/9

 支流との合流点の瀬が終わり、水深1メートルの巻き返しの中でジッターバグCF(キャットフィッシュ用)にヒット。

 夏はこの浅くて速い瀬の中で釣れていた。

10/13

 水深50センチの速い本流筋の対岸の草むらが幅50センチ長さ1メートル50センチへこんでいてそこがわずかな巻き返しになっていてキャストしたルアーが少しでも手前に落ちたらあっという間にながされちゃうポイント。

 キャストが決まったので着水と同時に出た!ルアーはジッターバグ3/8oz

10/14

 夕方、水深1メートルのゆっくり流れる川の岸に立って上流から下流に向かって手前の岸ギリギリにキャスト、ゆっくりキャタピークリッカーのブラックイモムシを引き始めたら2度の追い食いでヒット!

 この付近のポイントは釣っても乾いたコンクリートしか無い為、撮影にラバーネットを使用した。


10/19深夜

 堰の下の対岸の巻き返しにキャスト,いるはずなのに何度キャストしてもでない。奥の手と言うか、テクニックの一つ?対岸のコンクリートにナマジーをわざとぶつけて水面に落とす。出た〜っ!狙って出すと30センチの小さなナマズでも超嬉しい。

 この白い大型のバッカンは車のトランクに置いて濡れた雨具や長靴を入れるためのものなんですが、撮影に手間どったり、乾いたコンクリートに置いたりするとナマズが可哀想なので少しの水を入れて撮影します。

10/20昼間

 ナマズは水温が下がると水深があって流れの緩やかな下流域に移動するみたい。

 昼間は夜より水温が高いので様子を見にいったらコサギが瀬を登ってくる小魚を待ち構えていた。こういう場所はナマズの好ポイント。そこにコサギが待ち構えてると言うことは!ナマズも小魚を待っているはず!

 上流側から写真の緩やかな瀬の始まるあたりを川を横切るように引いてきたら真ん中でヒット!
 ジッターバグCF(キャットフィッシュ)3/8oz忍者を丸呑みにされた。夜の写真はおどけた顔だが昼の顔はなかなか精悍だ!


10/21

 小雨が降りだした肌寒い夜、新しいフックに付け替えたAプロップシェル、堰の下流の巻き返しでヒットした!がスレで、大きいのがかかるとメチャクチャ引きます。

 メジャーで測ったら63センチあった。バッカンで撮影した後のリリースは元気よく泳ぎ出していきます。


10/23

 小さな水門の流れ込みの落ち込みにロッドから1メートル垂らしたジッターバグ5/8ozをチョンチョンと水面で踊らせていたらいきなりルアーを引ったくっていった。

 ラインが切れそうになるほどひっぱられたのでリールのクラッチを切ったらバックラッシュしてしまった。

 緩い瀬の中をいろんなコースでトレースしていたら、えーっ?ここで出るの?と言う程の浅く狭いポイントからジッターバグ5/8ozにヒットしてきた小さいナマズ。

 ナマンチュロッドのナマズのマークと近い大きさだ。

 対岸のコンクリートの壁ぎりぎりにジッターバグ5/8ozのキャストが決まった瞬間に吸い込まれる様なバイト。

 釣れたのは下関ふぐみたいなナマズでした。

 普段は1匹釣ると満足して家に帰ってしまうのですがこの日はバイトラッシュが続き、妻が海外出張で居ない!のもあって釣り続けたらいったい何匹釣れるんだろう?と思いキャストを続けました。

 このエリアの川の水は驚くほど澄んでいます。それは川の両岸に泥が堆積し草や樹木が育っていて土に含まれるバクテリアが水を浄化しているからだそうです。ちなみにこのエリアの上流と下流は濁っています。

 千葉の木更津の干潟に立ち込んでシーバスを釣っている時も満ち潮の海水はにごっているのに引いてゆく潮は驚くほど澄んでいるのと同じですね。(干潟はあさりなどの貝類も水の浄化にかなり役立っているそうです。)

 キャタピークリッカーのナチュラルボーンを岸ギリギリにトレースしたらピックアップ寸前にヒット!それにしても太っているナマズが多い気がします。

 さっきのエリアから1キロ流でヒット!。川は2面護岸のせいかもう濁っている。ジッターバグ5/8ozを岸ギリギリにトレースしたらまた出た。

 ここの岸ギリギリトレースが爆発?するのは、ある水位の時だけです。岸沿いに沈んでいるジャカゴから水面までが30センチ前後のときが最高です。

 5匹目、 これもジッターバグ5/8ozの岸ギリギリトレースで出た50センチのナマズですが偶然、写真に写っていた動物のうんちに注目!犯人は次の写真に写っています。

 冬毛になりかけ?のたぬきでした。2匹で現れて岸ギリギリトレースのケミホタルを覗き込んでいました。

10/25

 更に下流域に行ってみると水温が夜なのに23度もあった。上流域より2度も高い。

 やっぱり水温が高いだけあって瀬の中からジッターバグ5/8ozに激しいバイトで出たいいサイズ。


 寒くなってくると完全にナマズの付き場が変わってきた。釣り人が寒さにめげなければもうすこしナマズのトップウォーターゲームは楽しめると思います。北関東のナマズファンからの情報ですが本流ヤマメのポイントで、夜、ナマズのトップウォーター釣りを楽しんでいるそうです。

 でも真冬くらいはナマズ達を休ませてあげたいですね。


● 使用タックル

ロッド ナマンチュNAZ-62ML、66M、NAZ-69M
リール シマノスコーピオン、シマノカルカッタ
ライン サンライン20ポンド ナイロンナイロン、よつあみ20ポンド



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