篠塚 亮
(2009 JBワールドメンバーNo.26 スミスサポートプロ)

霞ヶ浦をホームフィールドとし、TOP50、JB霞ヶ浦、NBCチャプターと精力的に活動中のトーナメンター。



『JBトップ50第5戦【がまかつカップ】優勝』


 福島県桧原湖にて開催されましたトップ50最終戦にて優勝することができました。今回はその内容を報告します。


 毎年開催されている桧原湖でのトップ50戦。今年は昨年より半月ほど遅い時期の開催となった。昨年はワンスポットを3日間釣り込み4位入賞を果たしており、開催時期が近い今年も同じ場所に期待をしてプリプラクティスへ向かった。
 6日間とったプラクティスの日程のうち、昨年釣った場所に浮いたのは1時間ほど。キャッチできた魚は4本程度ではあったが昨年の実績もあるため、今年も勝負できる。という感覚を得て、残りの時間は他の場所を探すことに専念した。

 迎えた直前プラクティス。まず『例の場所』へ真っ先に向かう。あたりをウロウロしながら核心のスポットへ入ると1発でバイト。その後も続けてバイトを得て、今回のメインエリアは決定。あとは他の場所でバスの反応の良いルアー、アクションの確認。この時点では小型のストレート系やチューブワームなど、あまりアクションの無いワームのライトキャロに反応が良かった。


1日目

 台風通過後に迎えた初日。雨の降る中メインスポットへ入る。ツアラーSTS−65DS/SULを手に取り、プラクティスを通して最も魚をキャッチできたチューブワームのライトキャロをキャスト。が、反応が無い・・・。

 台風による濁りとローライトというコンディションにより、もっとアピールが必要と判断し、ワームをレインズ2.5″Gテールサターンにチェンジ。すると1投目から反応が出だし、あっという間にリミットメイク。基本的にはボトムをドラッギングで釣るのだが、時々中層のスイミングに反応が良くなるタイミングがあり、ハマるとこのエリアで自分だけが入れ食い状態となる。

 この日は数度のラッシュがかかり、700g台3本、500g台2本という自分でも信じられない魚を揃え、3304gをウェイイン。初日は2位で終えた。




2日目

 この日は午前中晴れて、午後から天気が崩れるという予報。昨年の経験から気圧の低い状態でなければ自分の場所は魚が回ってこないと感じていたのだが、今回はそういった状況も想定済みで、この日はワームを高比重素材の2″ヘビーレインズスワンプに変更し、ボトムべったりにポジショニングしたバスを次々と釣ることに成功した。

 そして風が吹き出したタイミングにそれまでとは異質の引きが。強烈なファイトの末、上がってきたのはなんと1200g超のスモールマウス!この1本でこの日も3キロを超え、明日のために場所を温存しようとこの後は当たりルアー以外をキャストして適当に過ごす。

 午後になって雨が降り出し、私の魚探にはバスの影が次々と映し出された。この魚が明日まで残ってくれることを願い、あえて釣ることはせずにウェイインへ向かう。

 この日はなんと初日を上回る驚きの3506g、単日のトップ。そしてトータル1位で決勝を迎えることに。




3日目

 3日間叩いたスポットから果たして好ウェイトが出せるのか、不安を抱えながらのスタート。曇り空のなかGテールサターンのキャロで1投目からキーパーをキャッチするもサイズはイマイチ。その後も順調にキーパーを釣るが、5本目をミス。それからリズムを乱したのか魚をキャッチできない時間が続く。
 しかし魚が回ってくればグッドサイズの連発となるため、この場所を信じて釣り続け、2時間ぶりの深いバイトをモノにし、ウェイトは低いながらもリミット達成。そこから再びキーパーを連発し、ウェイトを上げていく。

 そして晴れて気圧が上がったタイミングでワームを2″ヘビーレインズスワンプにチェンジし、800g超をキャッチ。この1本で勝利を確信し、さらにその後にも連続で入れ替えに成功。この日も全て500g超の魚で揃えて帰着。

 トレーラーウェイインを最後に迎え、3日目のウェイトは3日連続の3sオーバーとなる3026g。この日のトップウェイトで、表彰式を待たずして優勝が決まった。



 今回は試合中にキャッチした約60本のバスのほとんどをストラテジーツアラーSTS−65DS/SULでキャッチした。このロッドは超繊細なソリッドティップが特徴で、自分にとってはスモールマウスを狙ううえで絶対に欠くことのできないロッド。特にドラッギングやスイミングといった常にロッドにテンションが掛かった釣りをメインにした時には、明らかにこのロッドでしかモノにできないバイトがある。

 かなり特殊なロッドであるため使用する状況、ルアーは限られるが、私にとってディープウォーターを繊細な釣りで攻略するにはこのロッドがベストであり、今回の優勝もこのロッドが私に大きなアドバンテージを与えてくれたからこそ掴み取れたものだった。


 この試合で今年のトップ50シリーズが閉幕となり、私は年間成績7位と過去最高の順位で、しかも最後には優勝という最高の形でシーズンを終えることができました。しかし、まだまだ反省点が多いのも確かで、逆に言えば私にはまだ伸びる要素がたくさん残っているとも考えられます。

 来年は今年以上の成績を残せるよう、ストラテジー・ツアラーと共に練習に励みたいと思います!


《 タックルデータ 》

ライトキャロライナリグ用

ロッド STS‐65DS/SUL
ライン スーパーFCスナイパー3ポンド(リーダー2ポンド)
ルアー レインズ 2.5″Gテールサターン(グリーンパンプキン、モエビ、ゴーストプロブルー)
レインズ 2“ヘビーレインズスワンプ(グリーンパンプキン)



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