|
村中 義明
(W.B.S.プロメンバー、JB桧原湖No.49 スミスサポートプロ)
|
『WBS 2nd. Rule of the wind.』
|
4月12日に開催されたWBS 2nd 北浦戦のレポートをしたいと思います。
|
荒天により中止になったWBS初戦から2週間後、北浦に最初のプリプラクティスに入りました。
その間、冷え込んだ日もありましたが、桜が開花するなど季節は確実に進行しており、北浦の水温はそれなりに上がっているものと予測していました。しかし、実際にボートを浮かべてみると、ボディーウォーターの水温はまだ11℃前後で、霞ヶ浦と比較して若干水温が低い印象を受けました。
先ずは、バスのポジションとコンディションをチェックすべく、北浦上流から常陸利根川下流までトーナメントエリア全域を広く走り、各エリアの水温とザックリした釣りで魚の存在を確認して行きました。
|
そんな中、今回の試合パートナーである田島さんにプリスポーン体型のナイスバスが来ました! 北浦西岸の比較的ボディーウォーターに面した杭群で、やや深いレンジで食ってきた事から産卵を控えたステージングバスであると判断出来ました。
この一匹がヒントになり、冬のあいだ風裏となる大きなワンド内は更に季節が進行したバスが存在すると考え、矢幡ワンド最奥部にチェックに行きました。すると、水温が13℃前後ありワンド最奥のリーズ周り(水深40〜50cm)にプリスポーンのバスが入って来ている事が分かりました。
プリプラクティスでは東岸と西岸で季節の進行度合いが違う2タイプのバスを見付ける事が出来ました。翌週の試合では大潮が絡むこともあり、これらのバスが天候や風により果たしてどの様に動くか?試合前日のプラクティスでチェックすべき項目が絞られました。
|
 田島さんのバスからヒントを掴みました
|
 私もテナガホッグのテキサスリグでキャッチ
|
|
この日は残り時間、GPSマップの縮尺を下げてスポーニングフラットになり得る各ワンドと、それに絡むストラクチャーやカバー(ドック、杭群、アシ)を見て回りプリプラクティスを終了しました。
|
そして迎えた前日プラクティス。ボートを浮かべて水温を確認すると何と17℃!暖かい日が続いていましたが、まさかここまで一気に上昇しているとは思いませんでした。
プリプラクティスの状況から考えて、この時点で狙うべきバスがはっきりと定まりました。それは前週やや遅れ気味のポジションを取っていた西岸のプリスポーンです。
|
基本に忠実にコンタクトポイントを釣って行くと何気なく撃ち込んだ数投目にして早くも結果が出てしまいました。上がって来たのはブリブリに太ったプリスポーンでフットボールの様な体型をしたバスでした!
この1本をキャッチした後は、バスにフィッシングプレッシャーを掛けたくない思いからフックを折ってチェックして行きました。
しかし、エリアを変えても目ぼしいコンタクトポイントを撃つと1〜5投で同様のサイズがいとも簡単に食ってきます。しかも、バイトが深くルアーを一気に吸い込んで呑んでしまう様でなかなか放してくれません。
|
|
水面まで出てきてしまう個体も多く、6バイト取ったところでこれ以上のチェックは不要と考え、本命を外したパターンのチェックに切り替えました。
|
 フットボールの様なプリプリのコンディション!
|
 前日プラクティスで食ってきたのはこのサイズばかり
|
北浦以外にも、外浪逆浦、常陸利根川とチェックしましたがバイトが取れず、最後は前週確認した北浦東岸のワンド最奥のバスをチェックしましたが、オスのバスも混じり、ポテンシャルとしては西岸のコンタクトポイントを狙い撃ちするパターンの方が優っていると判断しました。
これで試合当日やるべき事が完全に決定しました。早めにプラクティスを切り上げ、翌日に備える事にしましたが、夕方前から東風が強まり気温が下がり始めた事が気懸かりでした。
|
試合当日の朝はどんより曇って若干冷え込みがあり、嫌な予感が的中して水温が1〜2℃下がっていました。しかし、私がメインに考えている北浦西岸は風上に位置しており、狙っているコンタクトポイントは1.5〜2mのマンメイドストラクチャーであることから、これ位の水温低下であれば適水温の範疇であり、バスは離れないと考えていました。
各選手のランチングが終わり、いよいよスタートコールが始まり、事実上のWBS第一戦が始まりました。
|
 いよいよ事実上の第一戦がスタート
|
今回はコンタクトポイントの法則性が見えている事から、数年ぶりにラン&ガン戦略を導入してフィッシングプレッシャーが掛かる前に短時間で勝負を決めるべく北浦上流から下流に向かい次々にキースポットを撃って行きました。
しかし、前日あれほどイージーだったバスの反応は全く無く、延々ノーバイト...最初の1本をライブウェルに納めるまでに4時間も掛かってしまいました。どうやら前日の強風は思った以上にバスに影響を与えたらしく、ポジションを変えてしまった様でした。
次の展開に非常に悩みましたが、徐々に風も強まって状況の好転は望めそうに無かったため、西岸プリスポーンの深追いは避けて、バックアップパターンの東岸ワンド最奥のバスに狙いをシフトしました。
この展開が功を成し、時間を掛けて同じストレッチを何往復もする事で、小さいながら何とか3本のキーパーを追加する事が出来ました。しかし、5本目がどうしても釣ることが出来ず、時間ばかりが過ぎて行きます。
|
残り時間が僅かになったところで陽が差し込んで、ポカポカと暖かくなって来ました。こうなると西岸の状況がどうにも気になり、残り時間をワンド内で留まって釣るべきか非常に悩みましたが、パートナーの田島さんも潔く勝負に出ることを了承してくれたので残り時間を再度、西岸コンタクトポイントのラン&ガンに賭けてみる事にしました。
本湖に出てみると何と風が全く止んでおり、スポーニングバスがコンタクトポイントに上がるには絶好のコンディションになっていました。帰着に向かう1stフライトの選手と逆行して北浦を北上し、残り僅かな時間、一投入魂のキャストを繰り返すも最初のコンタクトポイントは不発。しかし、次のエリアで待望のバイトがあり無事にランディング成功!シビレる展開で何とかリミットメイク達成する事が出来ました!
残り数分、更に入れ替えを狙うべく次のスポットに回りましたが、残念ながらバイトは無くストップフィッシングとなりました。
|
 ウェイイン風景
|
帰着後は勝負に出てリミットメイク出来た達成感がありましたが、検量してみると思いの他ウェイトが軽く、5本ながら2990gでした。
10位前後に踏みとどまれば上出来と考えていましたが、何とか7位でフィニッシュする事が出来ました。今思えば、6位の入賞まであと僅かな重さでしたが、初戦の滑り出しとしては上々な結果でした。
今シーズンはこの調子を維持してタイトル争いに喰い込んで行きたいと思います。
|
 予想以上に軽く5本ながら2990gでした
|
 結果は入賞まで1歩及ばず7位でした
|
|
ロッド
|
:
|
ストラテジーツアラー STC-60TXL
|
|
ライン
|
:
|
フロロ10lb
|
|
ルアー
|
:
|
ダウンショット1/8oz テナガホッグ キールバランスフック#1
|
|
ロッド
|
:
|
ストラテジーツアラー STC-60TXL
|
|
ライン
|
:
|
フロロ10lb
|
|
ルアー
|
:
|
テキサスリグ1/8oz テナガホッグ キールバランスフック#1
|
|
ロッド
|
:
|
ストラテジーツアラー STC-63TX
|
|
ライン
|
:
|
フロロ12lb
|
|
ルアー
|
:
|
テキサスリグ3/16oz バルキーパワーホグ3inch キールバランスフック#1
|
|
ロッド
|
:
|
ストラテジーツアラー STC-63TX
|
|
ライン
|
:
|
フロロ12lb
|
|
ルアー
|
:
|
テキサスリグ1/4oz バルキーパワーホグ3inch キールバランスフック#1
|
|
偏光
|
:
|
α-Sight MS128 レンズカラー ライム
|
[ 戻る ]
(C) Copyright, 2009 SMITH LTD. All rights reserved.
|