篠塚 亮
(2008 JBワールドメンバーNo.29 スミスサポートプロ)

2007年度TOP50年間30位。

霞ヶ浦をホームフィールドとし、TOP50、マスターズ、JB霞ヶ浦、NBCチャプターと精力的に活動中のトーナメンター。



『トップ50第4戦 桧原湖』


 トップ50第4戦の舞台は福島県桧原湖。言わずと知れたスモールマウスが生息する湖で、関東からほど近いことと美しい景観から非常に人気のあるフィールド。


 今回はプリプラクティスを4日間行い、ほぼ1年ぶりの桧原湖の状況をチェックした。
 事前から難しい状況であることを聞いていたが、確かに今までの桧原湖のイメージとは違いイージーにキーパーをキャッチできる感じではなく、またアベレージサイズも小さかった。平均サイズで300g弱。400g超のナイスキーパーは1日に1、2本しか釣れないという状況。

 そんな中でも色々な釣り方を試していくうちにナイスキーパーをキャッチした際のアクションに共通点があることに気付いた。それはノーアクションの一定速度でルアーを動かすこと。主にダウンショットを使用し、リグの着底後に微速でエレキを進めてドラッギングをしていくのだが、決してエレキを踏み続けるのではなくロッドに掛かるテンションを一定に保つイメージでエレキを操作し、ドラッギングしていくことが重要だった。
 この釣り方のみを試したプリプラ最終日、5本で2s台半ばのウェイトを出すことができ、ある程度自信を付けた状態で練習を終えた。


 迎えた直前のプラクティス。様々な場所を回りながらノーアクション一定速ドラッギングを試すと反応は依然良好。狙うべきスポットも絞っていき、糠塚島沖のフラットに一箇所非常に反応の良いハードボトムがあり、そこをまずメインスポットにし、馬の首エリアのバンクをサブのスポットとして狙うことにした。練習の時点ではあまり釣り込んでいなかったため、その時はメインの場所で5本取れたらラッキー。程度にしか考えていなかった。


 初日、雨の降る中メインスポットへ入り1投目。いきなりの500gをキャッチ。その後も連続で釣れ続き、僅か7投でリミットメイク。8投で入れ替え。というハイペース。

 最初はフルソリッドのSTS‐510DS/FSを用いたダウンショットを使用していたが、10本ほど釣ったところでペースが落ちてきた。そこで、雨が降っているし、魚は浮いているのでは?と思い、STS‐65DS/SULを用いたキャロライナリグに小型ストレートワームをセットし、ボトムのやや上をノーアクションでスイミングさせてみた。すると1投目からバイト。400g超のナイスキーパーをキャッチ。その後もキャストの度にバイトがある、文字通りの入れ食い状態。まるで夢でも見ているような錯覚に陥るほどだった。しかもサイズもアップし、すぐに2kgを超えるウェイトに達した。

 その後はあまりスポットを叩きたくないので、ハードボトムは直撃せずその周りをぐるぐる回りながら釣りをした。それでも5投に1バイトという状態で釣れ続き、自分でも何本釣ったのか分からない程釣りまくった。結果、2372gで4位スタート。


 2日目。また同じスポットに入り、キャロのスイミングを試すと1投目に700gをキャッチ。その後も前日ほどではないがキーパーが釣れ続き、30分ほどでリミットメイクに成功。それからも数本の入れ替えをして2kg超え。

 その後はスポットの温存とサブパターンの確認のために馬の首のバンクをチェックし、数10gの入れ替えをして2256gをウェイイン。単日の4位、2日間の総合で2位につけた。


 優勝も狙える位置で迎えた3日目。特に緊張もなくいつも通りにスタート。この日も篠塚ハードボトム?から開始。さすがに3日目ともなるとバイトが少ない。気圧も上がりスイミングには反応がなくなったため、ダウンショットでボトムを狙うが1時間で小型が2本と、前日までと比べると非常に厳しい状況。

 移動を決意した瞬間に3本目がバイト。この1匹を観察すると排泄物が茶色いことに気付いた。ワカサギを食べていれば灰色。エビなら赤茶色だが、茶色はゴリ(ヨシノボリ)か?と思い、よりボトムべったりを狙うためリグをキャロにしてワームも高比重ワームのグリーンパンプキンにしてアプローチ。するとそれまでが嘘のようにバイトが出始めた。食いが浅くフックアップできないものも多かったがすぐにリミットメイクし、僅かの入れ替えをする。だがこの日はサイズが伸びない。

 馬の首バンクに移動するもナイスキーパーは獲れず、例のハードボトムへ戻りタイムアップまで粘るが結局キッカーフィッシュを手にすることなく終了。1930gで単日15位とウェイト、順位共に落としてしまったが総合で4位と、なんとか表彰台に残ることができた。




 2位で最終日を迎えながらも順位を落としてしまったことは残念ではあったが、今まで大きな壁だと思っていたトップ50の表彰台に上がれたことは非常に嬉しく、今後の自信にも繋がる入賞だった。

 今シーズンも残るは九州、遠賀川での1試合のみ。次回も上位入賞を目指して頑張ります!

(PHOTO:BASS MAGAZINE)


《 タックルデータ 》

キャロライナリグ用

ロッド STS‐65DS/SUL
ライン スーパーFCスナイパー3ポンド
ルアー 1,2日目レインズスワンプマイクロ
3日目イモグラブ30、2インチヘビーレインズスワンプ

ダウンショット用

ロッド STS‐510DS/FS
ライン スーパーFCスナイパー3ポンド
ルアー レインズシャッドリンガー、バークレーミニアースワーム



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