鈴木 晋平
(2008 JBマスターズNo.7 スミスサポートプロ)

2007年度マスターズイースタン年間11位。
NBC山中湖チャプター副会長。



『JBマスターズ第4戦 野尻湖』


 苦手意識のあるスモールマウスメインの湖、野尻湖。
 今までスモールマウスバスが絡んだ試合はことごとくやられていた。特に得意な釣りも不得意な釣りもないんだが、自分の釣りに自信がなかったのかもしれない。

 昨年くらいからいろいろな方々からアドバイスをいただき釣れるようになってきた。きっかけは本当に単純なこと、『自分の釣りに自信を持つ』こと、だった気がする。


9月12日 前日プラクティス

 プリプラクティスから通して常に釣れる場所が何ヶ所かあった。前日プラクティスではそのポイントの周りでは釣りをしたものの人の入り具合のチェック。
 プリプラクティス時から『ここだったら自分にも釣れる』というエリアが何ヶ所かあった。それらのエリアのなかでもコンスタントにバイトを取れていたエリアがあり、トーナメント当日はそこで粘ろうと考えていた。

 スモールだけを狙って試合展開を考えていたのだけど、1本でウェイトが稼げるラージ狙いもチェックしないわけにはいかない。ブッシュやレイダウンへビッグベイト系を投げてもみたのだが、魚影が確認できず釣れる確率が低いと思い試合当日はやらないことにした。なにがあってもスモールオンリーの試合展開にしようと考えてスピニングタックルのみをデッキに積むことに決めた。

 自分が目星を付けたポイントは船団になることが予測されたが、『自分の釣りに自信を持って粘ればどうにか・・・』と思いながらプラクティスを終えた。


9月13日 初日

 この日は試合開始と共に雨・・・。朝イチから琵琶島西に入る。船団になるであろう場所のインサイド。
 スタートが終わり、ひき波も落ち着き湖面が穏やかになったころ周りがポツポツ釣れ始め、自分にもきた!1本キャッチし、ほっ、としたところに2本目がきたが10秒くらいファイトしてからバラしてしまう。

 その後はバイトがあってから5秒ほど持って行かせるようにして、2本目、3本目、4本目と間がだいぶ空きながらも落ち着いてキャッチ。なぜか不思議と落ち着いて釣りができていた。

 集中力が切れ始めた10時過ぎ、5本目が向こう合わせで掛かった!慎重にやり取りしキャッチ!まさかまさかのリミットメイク!14時の帰着まで粘り倒したが、5本目以降ワンバイトのみで終わってしまった。

 5本2470g13位。上出来な結果で2日目につなげることが出来た。


9月14日 2日目

 準備している段階から日が出ていた。初日と違うコンディションが予想できたが、スタートし同じ場所へ。風向きは初日と真逆。沖側は大船団・・・(後ほど聞いたのですが100艇越えだったそう)。

 この日も湖面が穏やかになったころ、、、沖で釣れ始め、自分にはこない・・・と思っていたらバイトが!1本目はなかなか型が良く850g!
 なんと次のキャストでもヒット。2キャスト連続!さすがに2キャスト連続ということもありランディングしたときには興奮で足が少し震えた。だんだんと興奮も冷めてきたころ3本目!

 それからは順調に4本目5本目と釣れ初日よりも早く9:15にリミットメイク!初日に続き自分でも信じられないくらいの展開。

 このあと船団を外れ、目星を付けていたフラット系のポイントを何ヶ所かまわったが、ワンバイトのみだった。離れていた時間は2時間弱。また船団に戻り同じ仕掛けで釣りをするも何も起こらず、時間だけが過ぎていき帰着となってしまった。


 2日目は5本で2492g。周りの釣れ具合を見ている限り初日よりも明らかに釣れていなかったため、優勝したかとは思ったけどそんなに甘くはなかった。準優勝!
 しかしながら今回も会心の釣りであった。三瀬谷ダム戦よりも会心の釣り。すごく楽しめた試合だった。

 年間順位も5位→2位へとまたも浮上!アングラー・オブ・ザ・イヤーも狙える位置になった。成績も今年はなぜか右肩上がり、残す順位はあと一つ!

 今回の上位入賞でスモールに対する苦手意識も少しは緩和された感じ。最終戦もまた野尻湖、悔いのないように挑みたい。


《 メインタックル 》

ロッド ツアラー65DS/SUL
リール イグジストSTZ2004
ライン BAWO スーパーハードスーパーフィネス2ポンド
ルアー インチホグ スプリットショットリグ1.6g リーダー1.7m



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