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『2008年 ナマズの旅』
橋本 祐一郎(SMITH STAFF)
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やべっ!連日の泥試合でリールが下品な音を発している!
今年は、3月上旬からナマズ釣りをスタートしてから1度もメンテナンスというものをしていなかった。やはり快適に釣りをするには、日ごろのお手入れが肝心だ。
この釣りを始めて幾度目の春を迎えたのだろう。大分ナマズの習性がわかってきた。手がかじかむような寒い日でも水面を割って出てくるので、比較的低温に強い魚のようだ。逆に、真夏には少々だれ気味に出方がしょぼかったりする。ナマズの稚魚を網ですくってきて飼育、観察したことも、この釣りの大きなヒントになった。普段、バスフィッシングをやっている人なら釣り方はすぐに理解できるだろう。
ただ、産卵行動による生態となると話は別で、身近な魚であるにも関わらずまだ、解明されていない部分もあり、ナマズ釣りをされている方でも知らない人もいるのではないでしょうか。春のこの時期に、大部分のナマズは上流へと進路を取り、夏に流れの弱い浅場で産卵すると言われているが、詳細は不明のままで水田や蓮田に侵入して産卵する地域もあるようだか、僕はまだ見たことが無い。
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さて、ナマズ釣りの道具が昨年発売され、今年はナマズを狙う人も随分増えたように思う。4月中旬にも僕の友人達総勢5人で釣行し、また、先行者が居たポイントもあったようだ。
この日の僕は終始、人が打っていった所で釣りをするように努め、それでも2匹キャッチすることが出来た。これは、別に腕自慢をしているのではなく、春季のナマズの習性を知っていたから。2日前に雨が降り、少し増水していた。先にも述べたとおり、遡上開始中の魚が、下流から移動してきた為である。
ところが、盛夏になるとかなり神経質になり、先行者がいたら厳しい釣りを強いられることになる。皆さんも、ナマズが居そうな雰囲気をつかめたら、自分なりに新しいポイントをたくさん開拓しておけば、シーズンが終わる11月頃まで楽しめる釣りです。
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 キャタピーで61cm
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おそらく、昔はどこにでも居た魚だったはずのナマズも、同じ水系の100メートルしか離れていない2本のクリークでも、生息する、しない、があるということは、産卵できる場所が在るか無いかなど、理由があるのではないかと考えるのです。
僕はナマズが釣れる場所を聞かれたら、自らの足で開拓したポイントは惜しみなく案内して来ました。それもナマズ釣りの道具を売っているものの務めでもあると考えています。同時に、あまり閉鎖的な釣りのジャンルになってほしくないという願いもあります。
ただ、僕が知りうる2ヵ所の産卵場所だけは誰にも教えず、仲間との楽しい釣りが終わった後、ただ一人訪れる夏の夜の観察スポットとして楽しんでいます。でも、そんな楽園も10年後、20年後には埋め立てられて、マンションやショッピングモールになってしまっているのかもしれません。
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 この橋からも遡上が確認できる
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 産卵場はこんな感じ
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ナマズ釣りをされる方には是非、この愛嬌いっぱいの身近な魚が現在、生息できる場所が脆弱で、かつ希少なものであることについても、この釣りを通じて一緒に考えていただければ幸いです。
楽しい釣りをいつまでも。
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ロッド
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鯰人 NAZ−62ML(土手の草の背丈が高くなると66や69がお勧め)
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ライン
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ナイロン16ポンド
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ルアー
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キャタピー、ジッターバグ
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